菌の正体発見前から顕微鏡に夢中だった人物たち

顕微鏡の虜になっていた人たちのトップイメージ

菌の発見の背景には・・・

腐敗や発酵には菌の働きがある、これは、今では誰もが知っていて信じている説です。が、この説を言おうものなら「おかしなことを言うおかしな人だ」と怪しまれていたのは、ほんの数100年前なのだとのこと。

見て触って実感できる世界よりもうんと小さな世界に重要な働きがあると見つけ出せた背景には、「おかしなことを言うおかしな人だ」と噂されても頑として顕微鏡を除き続けた人物たちの功績があります。

例えば、それまであった顕微鏡とは段違いに拡大できる(数倍が普通だったところ200倍以上)顕微鏡を開発して除き続けた『アントニ・ファン・レーウィンフック』と、小さな世界への研究を支援すれば実利があると発酵の仕組みを大衆に印象付けた『ルイ・パスツール』という人物が有名です。