カロリーイン・カロリーアウトを飛び越えるニワムシクイの体
『カロリーイン・カロリーアウト』という考え方、わかりますか?食べたカロリーと消費するカロリー、余剰が出ると太ってしまう、という、あれです。
つまり、ごく当たり前に感じている話、でもあるかと思います。
どうやらこれが当てはまらないニワムシクイという鳥がいるそうで。このニワムシクイという鳥、渡り鳥の一種なのだそうですが、旅に出る前には体重を2倍以上に増やし、数千キロの距離を飛び続け、越冬地に着く頃には元の体重に戻っているのだとか。今回取り上げるのは、研究者の皆さんがカゴの中で飼ったとしてもニワムシクイは渡りの時期に同じように体重を増減させるという事象です。
接種したカロリー以上の脂肪を蓄えて、燃焼させるカロリー以上の脂肪を落とせるのがニワムシクイ。この要素はヒトにもある程度当てはまるのではないか・・・?と考えている研究者の方もいるそうです。
(余談ですが、ニワムシクイは見分けるのが難しく際立った特徴が何もないのが特徴らしいです)