このサイトで菌と一括りに呼んでいるものには、いろいろな微生物が含まれます。
微生物には、ウイルス・細菌・真菌・原虫などいろいろな区分があり、生物学的な分類でもそれぞれ非生物・原核生物・真核生物といった分類がされているようです。
そして、常在菌として人間の体の維持に貢献している菌もあれば、病原菌として人間を苦しめる菌もあります。普段は常在菌としておとなしくしていても、ちょっとした刺激や変化から、存在比率を増やして人間を苦しめる菌になるものもあるとのこと。
菌にはどんな微生物がいるのかをまとめることを前提として、それぞれの菌がどんな働きをしているのか、人間にとってありがたい場合とそうでない場合とではどのような機会があるのかを、研究報告をもとにご紹介します。
菌といったら悪いものだと決めつけていた過去の自分の自戒をもとに、それぞれの菌の特性や、人間が菌と共生していることを示す研究結果を、公平にできるだけわかりやすく掲載していきます。