意外な勘違いが多い。ウイルスに抗生物質は効かない事実。
抗生物質が普及する前は感染症が死亡原因のトップでした。抗生物質はまさに命の薬。絶大な信頼感と共に広がっていったのですが、反面、どんな症状にも処方されるという課題も生まれてしまったようです。
もちろんお医者さんが悪いことをしているわけではありません。診断しただけでは、具合が悪くなっている原因が、細菌のせいなのか、ウイルスのせいなのか、すぐには判別できないことが多いため、まずは抗生物質を飲んで様子を見ているという場合も多いだけです。
ただ、処方される私たち自身が、抗生物質にはメリットとデメリットがあることを理解して、本当にそれを服用するのかどうかをきちんと判断することは必要だと思うのです。
